赤ちゃんが産まれてちょっと落ち着いてきたと思ったら、赤ちゃんの皮膚にポツポツと湿疹が出てきたと不安になるママもいると思います。
何かの病気かも、もしかしてアトピー？なんていろいろなことを思いますよね。
その多くは乳児湿疹というもので、怖がることはありませんが、しっかりケアしてあげたほうがいいですよ。
乳児湿疹って何？
乳児湿疹とは生後2週くらいから2ヶ月くらいのことに多く見られる湿疹のことです。
だいたいは顔や首、頭皮などに多く出てくるものです。
乳児湿疹が出る原因はいろいろ言われていますが、赤ちゃんの皮膚は毛穴が小さいため、皮脂がつまって炎症を起こしてしまうともいわれていますね。
たいていは生後2ヶ月くらいになると、落ち着いてくるので心配はいりませんね。
だからといって放置していると、湿疹をかきむしったりすることもあるので、しっかりとケアしてあげましょうね。
乳児湿疹の予防は、清潔と保湿
乳児湿疹は一種のニキビみたいなもので、これを予防するには赤ちゃんの肌を清潔に保つことが重要です。
ですので、沐浴の際にしっかりと洗って清潔にしてあげましょうね。
特に顔や首、頭などは皮脂の分泌量が多いですし、沐浴の際にも洗いにくい部分ですから、特に注意をして丁寧に洗ってあげましょう。
でも、しっかり洗えばOKというわけではありません。
赤ちゃんの肌は非常にデリケートですし、生後3ヶ月くらいを過ぎると赤ちゃんの肌は乾燥しやすくなっちゃうんです。
今度はその乾燥が原因で湿疹が出ちゃうこともありますから注意が必要ですよ。
ですので、肌を洗った後は、しっかりと赤ちゃんの肌を潤すように刺激の少ないベビーオイルなどを使って保湿もしてあげましょうね。
最近の研究では新生児から生後12ヶ月くらいまで1日2回の保湿を心がければ、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症予防にもつながるという研究結果も出ています。
乳児湿疹が治らない場合はかかりつけ医で治療を
乳児湿疹は個人差がありますから、しっかりと清潔と保湿を行っても乳児湿疹が良くならないというケースもあります。
そんな時でも市販の塗り薬を使うのはやめてくださいね。
もちろん市販薬には乳児湿疹に良いと謳ったものもありますが、必ずしもその湿疹が乳児湿疹とは限りません。
ですので、自己判断で市販薬を使うのではなく、かかりつけ医に相談したほうがいいですよ。
もちろん、状態に適した薬も処方してくれるでしょうし、アドバイスもしてくれますからね。
はじめての赤ちゃんだと不安なことがいっぱいだと思いますが、不安なことがあったら気軽にお医者さんに相談しましょうね。
