臨月になるとお腹はかなり大きくなって動きづらくはなりますが、意外と体調は良かったりしますよね。
赤ちゃんが生まれたらどこにも行けなくなるから、その前に夫婦二人で旅行しちゃおうかって思う人もいるんじゃないでしょうか。
臨月に旅行するのはいろいろとリスクがありますから、それを踏まえて再検討してみてくださいね。
臨月はいつ産まれてもおかしくない状態。行くなら近場に
出産予定日は妊娠40週ですから、また3週間から4週間くらいあるし旅行に行っても大丈夫でしょ、と思う妊婦さんもいるでしょうね。
でも予定日はあくまで予定日で、妊娠37週を過ぎたらもういつ産まれてもおかしくないんです。
実際に旅行先で陣痛が来た、破水しちゃったなんて話もありますからね。
ですので、どこの産婦人科の先生も臨月の旅行はやめたほうがいいって言われますよ。
それはお医者さんに言われるからじゃなくてこんなリスクがあるからなんです
★妊婦はエコノミー症候群のリスクが約6倍
★海外での出産となれば出産費用は莫大に
★国によっては感染症や食中毒のリスクが高い
★分娩予定の28日以内の飛行機搭乗は医師の診断書が必要
★分娩予定の14日以内の飛行機搭乗は医師の診断書と医師の同行が必要
★車の運転は通常時の約7倍も子宮の収縮のリスクが高まる
このように海外旅行は特にもってのほかですよね。
もし臨月に旅行に行きたいなら、できるだけ近場がいいですよ。
臨月に旅行をする際に最低限持っていくべきものは
もし臨月に旅行をするのであれば、旅先で万が一破水や陣痛、その他トラブルが起こった時のために、持ち物に気を付けましょうね。
持ち物としては、最低限以下のものは持っていくといいですよ。
★母子手帳・健康保険証…近くの病院に行くことになった時のため
★夜用などの大きめのナプキン…破水した時のため
★ゴミ袋、バスタオル…破水してタクシーで病院に向かう時に敷く
★ポリ袋…具合が悪くなった時に使う
これ以外にも病院から処方されている薬やサプリメント、保湿クリームなど必要と思われるものはすべて旅行にもっていくと安心ですね。
旅行はせめて臨月になる前に、いく時はかかりつけ医に相談を
妊婦が旅行に行くのはおすすめできませんが、もし行くならせめて臨月になる前にしましょうね。
そしてもし行くのであれば、必ずかかりつけ医に相談してみましょう。
言ったらダメって言われるから黙っていくという人もいますが、旅行先によっては十分に注意すればOKしてもらえるかもしれませんよ。
先生も事前に旅行先を知っていたら、いろいろなアドバイスをしてくれるかもしれませんしね。
そして万が一に備えて、旅行先にある病院や産婦人科を調べておくのもいいですね。