妊婦さんにとって待ち遠しいのが、妊娠の実感や喜びが湧く初めての胎動ですよね。
胎動は妊娠中にしか感じられない神秘的な体験だから、その瞬間を待ち望んでいる妊婦さんも多いでしょう。
実際に胎動はいつごろから感じるのかを調べてみました。
胎動はいつから?
子宮内で赤ちゃんが動くことを胎動と言いますが、初めて胎動を感じる時期には個人差があるのです。
妊婦さんが初めての胎動を体験した割合は、以下のようになっています。
★妊娠5か月目:48%
★妊娠4か月目:22%
★妊娠6か月目:22%
★その他:8%
初めての胎動は妊娠5か月目が一般的で、早い人は妊娠4か月目に、遅い人は妊娠6か月目に感じることがあるみたいです。
胎動は今まで曖昧だった赤ちゃんの存在を身近に感じられるから、ママになる実感も湧いてくるに違いありません。
胎動の感じ方は?
お腹の中にいる赤ちゃんは成長と共に動き方も変わるから、それと同時に胎動の感じ方も変わります。
妊娠時期によってどのような変化があるのかを見ていきましょう。
妊娠初期の胎動
妊娠初期の胎動は下腹部に感じたという人が多く、お腹がポコポコとしたり、小魚が泳いでいるような感覚があります。
腸が活発に動いている感覚にも似ているから、胎動と認識できない人もいるみたいです。
週数が進んでいくうちに、お腹を強く押されるような感覚があるなど、少し痛みを感じる妊婦さんもいます。
妊娠16~19週ごろ
徐々に胎動を感じ始める時期だけど、妊婦さんによっては妊娠初期と同じように胎動を感じないかもしれません。
この時期は赤ちゃんが子宮の中を上下左右の色んな方向に動き回るから、胎動を感じる位置も下腹部だったりお腹全体だったりと、人によって異なります。
赤ちゃんの動きに合わせてお腹がムズムズする感覚があるでしょう。
の胎動
妊娠20~35週ごろの胎動
お腹に違和感を抱く胎動から、赤ちゃんの存在をはっきりと感じられる胎動に変わっていく時期です。
この時期になると赤ちゃんはママの心音や声が聞こえるようになって、お腹の外の音に反応して胎動が起きることがありますよ。
胎動を感じる場所はお腹全体で、赤ちゃんがお腹を蹴ったりしゃっくりを感じることも。
妊娠36週目以降の胎動
出産間近になると、赤ちゃんは頭を下にして骨盤にぴったり固定します。
なので胎動の頻度が極端に少なくなったり、感じる強さが弱まったりするかもしれません。
だけど胎動が全くなくなるわけじゃなく、陣痛中に胎動を感じるケースもあります。
将来のママにとって、胎動は幸せの証でもありますよね。
妊娠時期が早い段階では胎動を感じられない人もいるけれど、焦らずにゆっくりとその時待ってみましょう。
いざ胎動を感じた時には、赤ちゃんの成長を身近に感じながらマタニティライフを楽しめると良いですね。