妊娠中は運動不足になりがちですよね。
妊娠中の運動不足は、妊娠高血圧症候群のリスクが高まったり、病気のリスクも高まりますので運動は欠かせません。
妊娠後期・臨月は安定期と違ってやってはいけない運動もあるので注意してくださいね。
妊娠後期・臨月はこんな運動はしちゃいけませんよ
妊娠後期・臨月になるとお腹がかなり大きくなってきますから、これまでできていた運動もなかなかスムーズにできなくなっちゃいますよね。
そんな時、『辛くてもがんばらなくちゃ!』と無理をして運動しちゃいけませんよ。
妊娠後期・臨月になったら、できない運動を無理してやる必要はありませんし、してはダメな運動もありますから注意しましょうね。
★ジャンプする運動…なわとび、トランポリンなど
★身体を過度に曲げる運動…ストレッチ、ゴルフ、テニスなど
★人と激しく衝突する恐れのある運動…バレーボール、バスケットボールなど
★転倒する恐れのある運動…サイクリングなど
★お腹を圧迫する運動…腹筋や背筋など
これ以外にも普段あまりやっていない運動は、どのようなトラブルがあるか分からないので避けたほうがいいですよ。
妊娠後期・臨月に適した運動とは
妊娠後期や臨月は注意しなくちゃいけない運動が多いですよね。
そう思うと、やっぱり運動しないで安静にしておいたほうがいいのかなと思う妊婦さんもいるんじゃないでしょうか。
もちろん体調によっては無理して運動するのは避けたほうがいいですね。
でも逆に体調が良かったら、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病予防のためにも軽い運動はしたほうがいいですよ。
昔から『臨月は運動したほうが出産が楽になる』と言います。
これについては、科学的に立証されている事ではありませんが、体重増加防止やストレス解消などには効果があるといわれていますから、やっぱりやったほうがいいようです。
では、どんな運動がいいのかというと、一番いいのは軽く汗をかく程度のゆっくりとしたウォーキング、散歩ですね。
ウォーキングならお腹に負担もかかりませんし、ゆっくり歩けば転倒や衝突の危険性も低いですからね。
なにより有酸素運動は脂肪の燃焼にも効果がありますから、ちょっと体重が増えすぎちゃった妊婦さんには特におすすめです。
しかも外の空気を吸って、周囲の景色を眺めながら歩くだけでストレス発散にもなりますよ。
お腹が大きいですから、ちょっと歩いただけでもかなり効果があります。
ただウォーキングをする場合にも、無理は禁物です。
体調がすぐれない時は無理して運動することはありませんからね。
そしてかかりつけ医に相談することも忘れちゃいけません。