妊娠中に避けた方がいい飲み物は？

2020年9月24日

妊娠中はいろいろと食べ物にも制限がありますよね。
そして食べ物だけじゃなくて飲み物にも避けたほうがいいものがあるんですよ。
私たちの両親や祖父母の頃は気にしなかったでしょうけど、今はいろいろと研究によってわかってきているので、参考にしてみてくださいね。

知っているでしょうけど、アルコールはダメ

お酒はストレスの発散にもなりますし、友人との付き合いもありますから、妊娠中でも深酒にならなきゃいいんじゃないの？って、思う人もいるかもしれませんね。
妊娠中は避けたほうがいい飲み物はいろいろあるんですけど、アルコールは『避けたほうがいい』ではなく『飲んではいけない』飲み物なんです。
妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは胎盤をとおして胎児に届いてしまうんですね。
そうすると、胎児性アルコール症候群や胎児の発育不全に繋がってしまう恐れがあります。
私たち大人は肝臓でアルコールを分解しますけど、赤ちゃんはその機能がないんですから、かなり危険なのはわかりますよね。

コーヒーはダメ！こんな飲み物にもカフェインが…

妊娠中はコーヒーを飲んじゃダメ、っていう話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
その理由はまさにコーヒーにはカフェインが含まれているからなんです。
カフェインはたばこやお酒と同じで胎児の成長の妨げになる危険性がありますし、乳幼児突然死症候群のリスクが高まるという研究結果も出ているんです。
そしてカフェインは胎児だけじゃなくて、ママの身体にも悪影響があるんですよ。
カフェインは出産に欠かせない鉄分とカルシウムの吸収率が悪くなりますし、不眠症になったり動悸を起こしてしまうこともあるんです。
じゃあ、コーヒーを飲まなければいいのかと思う人もいるでしょうが、実はカフェインはコーヒー以外にも含まれているので、以下のような飲み物にも注意してくださいね。

★日本茶
★ウーロン茶
★紅茶
★コーラ
★栄養ドリンク

お茶もダメなのか…と思うでしょうが、飲むのであれば麦茶にはカフェインがありませんしミネラルなども含まれているのでおすすめですよ。
また、カフェインは過剰摂取がダメなわけで、1日1、2杯程度なら問題ないといわれています。
でも少しでもリスクを抑えたいなら、やっぱり避けたほうがいいですね。
どうしてもコーヒーを飲みたいなら、今はノンカフェインコーヒーもあるので、それならいいですね。

スタバなどでもデカフェを注文することもできます。