妊娠初期にはつわりなどがあって色々と大変ですよね。
このつわりが終わる頃には、安定期と呼ばれる妊娠中期に入ります。
安定期というイメージから安心できそうと考えるかもしれませんが、実は幾つか注意しておきたいこともあるんです。
そこで安定期の妊婦が注意したいことを紹介しますね。
安定期について知っておこう
では最初に安定期について知っておきましょう。
だいたい妊娠16週以降の時期のことを指していて、この頃になると胎盤がしっかりとできあがります。
そのため安定すると言ってもいいでしょう。
★つわりがなくなって食欲が出てくる
★赤ちゃんとの栄養の交換が行われるようになる
★個人差が大きいので上記の特徴がでないこともある
というのが安定期の特徴ですね。
安定期の妊婦はここに注意しよう
では安定期の妊婦が注意したいポイントを紹介します。
★食事の内容に注意
★妊娠中でも運動しよう
★健康面でも注意したい
以上の3点について詳しく見ていきます。
食事に注意しよう
先程お伝えしましたが安定期になると胎盤が安定します。
このことから赤ちゃんとママとの間で、栄養や酸素の交換が行われるんですね。
そのため赤ちゃんの成長に必要な栄養を意識しましょう。
★炭水化物
★タンパク質
★ビタミン類
★ミネラル
★脂質
などのをバランスよく食べるようにするといいですね。
難しい場合はお医者さんや助産師、栄養士にアドバイスをもらってください。
適度な運動をしよう
安定期に入った妊婦さんは、体調が良ければ適度な運動が推奨されています。
ただ病気の有無などで制限されることもあるので、事前にお医者さんに聞いておくといいですね。
★週に2回~3回は有酸素運動をしよう
★1日に30分以上1時間以内で体を動かそう
★ややキツく感じるくらいの運動がベスト
具体的には以下のようなものがおすすめです。
★ウォーキング
★水泳
★ヨガ
ただしホットヨガは避けましょう。
他にも競技性の高いスポーツなどもおすすめできません。
健康面での注意事項
安定期に入ったとしても、健康面には注意しなくてはいけません。
★体重が急に増えないようにしよう
★妊娠高血圧症候群にも注意
★妊娠糖尿病にも注意したい
★お腹の張りや出血があればすぐに医師に相談する
安定期に入ってつわりが治まってくると、食欲が増す人も多いですよね。
でもここで一気に食事量を増えてしまうと、体重が一気に増えてしまうかもしれません。
むくみや血圧、糖尿病などの異常を起こすリスクが高くなるので、十分に注意しておきましょう。
安定期に入った妊婦が注意したいことについてでした。
安定期は妊娠中期にあるもので、胎盤ができあがることでお腹の赤ちゃんが安定する時期のことです。
この時期には食事と運動をしっかり行うことを心がけるといいですよ。